先輩職員紹介②

先輩の声②

森之宮病院リハビリテーション部理学療法科
理学療法士
竹中さん

担当している業務について教えてください。
 森之宮病院での入院患者・外来患者への理学療法の実施と、森之宮病院からの訪問リハビリテーションを行っています。院外の関係者とのサービス担当者会議、リハビリ会議への出席、院内では主任としてカンファレンスへの参加、科員との相談業務や治療技術の指導を行っています。
大道会に就職したきっかけを教えてください。

 前職場勤務中に中枢神経疾患を持った方々の機能回復に向けてどのように理学療法を展開すればよいのか悩んでいた時に、「脳卒中後遺症者へのボバースアプローチ3週間講習会」に参加しました。1回の治療でどんどん良くなっていく患者さんを目の当たりにしたことや、病院スタッフの方々の治療への熱い思いに触れ、私もこの環境で仕事がしたいと思いました。また、大道会は急性期から回復期、維持期そして在宅といった幅広い分野で専門性の高いリハビリテーションを提供しており、様々なライフステージの患者さん・利用者さんに寄り添いながら理学療法を行えることも魅力のひとつでした。

仕事のやりがいはどのような点ですか。

 理学療法を通して患者さんの機能回復を感じることができた時や、患者さんと一緒に立てた目標を達成することができた時に嬉しく思います。また、当院は退院後に外来でのリハビリが行えるため、退院後の在宅生活がスムーズに行えているか、継続してフォローできることにも責任とやりがいを感じています。

職場の雰囲気はどうですか。

 笑顔が絶えない明るい職場です。誰とでも気軽に話すことができ、スタッフ間で患者さんの情報交換も積極的に行われています。より良い治療を行うために教育に力を入れており、院内で勉強会があったり、研究を行っている職員もいたりとお互いに切磋琢磨しています。とてもよい雰囲気の中で仕事に励むことができます。

仕事で苦労した経験はありますか?それに対してどのような工夫をしましたか?

 入院途中でどうしても退院して自宅に戻りたいという方がおられました。高次脳機能障害もあり、身の回りの動作全般に介助が必要で在宅サービスの準備が整わない退院は時期尚早であると思われました。そこで担当OTやST、看護師、MSWなど他職種と連携し、可能な限り在宅への準備を行い無事在宅復帰を行うことができました。一人の知識や技術では困難な場合もありますが、多くの職種がそれぞれの専門性を生かしながら協力することで、新しい視点が生まれ、より良い支援につながるのだということを再確認しました。

 

今後の目標を教えてください。

 これまで訪問リハビリテーションの中で身につけてきた知識・技術を後輩へ伝えることや地域の方々へ還元していくことが目標です。大道会が掲げる維持期治療、地域密着をキーワードに地域包括ケアシステムの中で言われているように、「住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう」に援助できるよう努力していきます。

就職希望者へのメッセージ

 入職時から新人講義など専門的な知識や技術を学ぶ機会が多くあります。また、日々の治療業務の中でボバースインストラクターからアドバイスを受けることもでき、知識・技術の向上を目指すにはとても恵まれた環境です。他職種とのコミュニケーションも行いやすく、患者さん・利用者さんを一番に考えたやりがいのある仕事ができると思います。

 

  1. 社会医療法人大道会
  2. 採用情報
  3. 理学療法士
  4. 先輩職員紹介②