理学療法士

仕事内容

 理学療法士は、ボバース概念を軸として対象者の方の潜在能力を最大限に引き出すことで日常生活を快適に過ごすことができるように援助します。

 森之宮病院では、急性期から回復期の神経疾患、整形外科、呼吸、心臓リハビリテーションを実施しています。今後、地域包括ケア病棟を開設し、外来・通所リハビリテーションを開始する予定にしており、急性期から社会復帰に向けての包括的な治療を行っていきます。

 

 ボバース記念病院では、小児神経疾患に対して0歳から生涯にわたって発達、成長、社会参加を含めた包括的な治療を行っていきます。


 介護老人保健施設グリーンライフ、 特別養護老人ホームサンローズオオサカでは、入所者の生活に対するリハビリや通所リハビリを担います。在宅事業部では、地域の方々に対する訪問リハビリを行っております。


 各施設によって、疾患の特徴は異なりますが全職員がボバース概念に基づいたチームアプローチを展開している点が最大の特色です。また、森之宮病院とボバース記念病院においては、ベンダーと共同開発した電子カルテシステムを採用しており、リハビリ専従の事務員にて全ての療法士のスケジュールを作成し、療法士は、1時間治療に専念できる環境となっています。

 

教育制度・キャリアパス

 当法人ではセラピストの技術向上のために入職後約1ヶ月の期間をかけて新人教育を実施しているため、ボバース概念に基づいた治療やリスク管理、チームアプローチの重要性などを学ぶことが出来ます。同時に、医療保険や介護保険、地域包括システムなどといった昨今の社会情勢についても学ぶことが出来ます。
 新人教育終了後は、治療の臨床指導を適宜受けることができ、必要に応じて治療時間内に上位指導者が共に参加しスーパービジョンする体制を取っています。また、卒後教育や症例検討会をそれぞれ週1回1時間程度実施しているため、個別担当でありながら上位者からの指導や他の療法士からの意見等、幅広い視点からリハビリテーションを展開できる体制を作っています。そのため、入職後も自身のスキルアップを目指すことが出来る職場となっています。
 キャリアパスとして、数年の臨床経験後にはボバース基礎講習会へ参加することができ、同時に各種研修会への参加による認定療法士や呼吸療法認定士などの取得も推奨しています。また研究では、修士取得者も在籍しており、国内及び国際学会への参加実績があるなど、臨床と研究を進めやすい環境にもなっています。

 

院内紹介・リハビリテーション部紹介動画について

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