新人研修・フォローアップ研修

新人教育集合研修(3月)

 毎年、入職前の3月に新人職員に対して約1週間の新人教育集合研修を開催しています。本研修は、新人職員がスムーズに現場で業務に取り組めることを目的に、30年以上前から毎年実施しているもので、医療・福祉業界や大道会の概要をはじめ、社会人や大道会職員として働く上で必要な知識・スキル、ストレスとの付き合い方、個人情報保護の考え方等、幅広い内容を学びます。

理事長・常務理事ら経営層からのメッセージ

 大道理事長からは、医療・福祉分野の正確な知識・技術を習得することや、様々な患者さん・利用者さんの価値観や社会的な背景を現場で経験し理解していくことの重要性について、天野常務理事からは「新人に望む10のポイント」や「大道会の経営方針」等について講義を行っています。

 

 

コミュニケーション・接遇に関する基礎講義

 新人職員は初めてヘルスケア分野で働くことになるため、医療・福祉組織のプロとして働くことの意義や必要な能力についても講義を行っています。5W3Hを意識した「報告・連絡・相談」や傾聴の姿勢、医療コンシェルジュによるお互いの身だしなみのチェックや新人職員同士で「挨拶」の評価をし合うなどの接遇などを学びます。

 

課題解決ワークショップトレーナーによるグループワーク

 新人職員同士の交流を目的に課題解決ワークショップトレーナーがファシリテーターとなり、異なる施設・職種のメンバーでグループを組んでグループワークを行います。自分の好きな音楽やスポーツ等を書く「私の偏愛マップ」と呼ばれるシートを使った交流や、チームで協力して紙を切って輪をつなぐゲームなどのグループワークを通して、チームワークを高めるコツを学ぶことができます。

 

新人職員フォローアップ研修(9月)・2年目職員フォローアップ研修(12月)

 入職後6ヶ月が経過した新人職員を対象に、①医療制度の現状や今後の展望の講義、②6ヶ月間の業務の振り返りや業務課題の発見や分析を行うワークショップ、③感性を磨く「フィーリング・アーツ」体験の半日研修を9月に実施しています。また、新人職員フォローアップ研修を受講した翌年の12月には新卒で入職した2年目の職員を対象に、課題解決の基礎編を学ぶ半日の研修を実施しています。研修後は、新人職員同士の交流をさらに深めるために、懇親会を開催しています。

 

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