データ分析ワークショップ
若手事務職員を対象に全20回の約1年間のデータ分析ワークショップを行っています。政治や経済などさまざまな社会情勢と経営資源、法人の強み・弱みを把握し、経営層が的確な判断に必要な科学的根拠を提示出来るデータ分析力を身につけることを目標に取り組んでいます。
研修の前半では、物事をもれなくダブりなく考えるツールである「MECE(ミッシー)」や問題の原因や解決策を階層的に考えるツールである「ロジックツリー」などを論理的な考え方の基礎を学んでいます。研修の後半では、実際の経営課題をテーマとして、国の統計資料や院内の電子カルテ等のデータを用いてデータを分析しています。また、患者・家族や院内のスタッフに対するアンケート調査やインタビュー調査も行っています。研修の最後は受講者による経営層へのプレゼンテーションが行われます。
今後は、管理職や経営層が的確に意思決定できるよう、現場レベルでのデータ分析から有益な情報が提供されることが期待されています。