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兵庫県立障害児者リハビリテーションセンターの開所記念式典が開催されました
2020.02.04
2月1日(土)、尼崎市の阪神尼崎駅近くにある商業施設「アマゴッタ」で兵庫県立障害児者リハビリテーションセンターの開所記念式典が開催されました。当法人が指定管理者の兵庫県立障害児者リハビリテーションセンターは、脳性まひ等の肢体不自由児者の方を対象に専門的な医療を提供する施設で、2月6日(木)に運営開始されます。
阪神地域に、脳性まひなどにより幼少期から障がいがある人がリハビリを受けられる施設の設置を推進してきた兵庫県の金澤副知事からは「この地域にお住まいの肢体不自由のみなさんにとって待ち焦がれた施設。利用者のみなさんの色々な声を聞きながら機能を高めていきたい。」とお話しがありました。また大道理事長は、大道会やボバース記念病院の成り立ちのほか「県知事の強い熱意を聞き、私たちができることならば協力したいと思い、今日に至った」と述べました。
兵庫県 金澤副知事 |
社会医療法人大道会 大道理事長 |
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兵庫県立障害児者リハビリテーションセンター 柴田センター長 |
さらに、兵庫県立障害児者リハビリテーションセンターの柴田センター長からは、「子供から大人まで障がいをもたれた方がお住いの地域で安心して健康に過ごせるように支えていきたい。病院、診療所、施設、訪問看護ステーション、学校などと連携をとって、より密なリハビリテーション、生活のサポートをしていきたい。」と具体的な取り組みについて説明がありました。 |
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式典終了後、施設見学会が行われました。リハビリテーション室では、作業療法士の砂古口副部長・理学療法士の東科員が障がい児者のリハビリテーションについて、患者さんへの治療内容や治療時間・頻度、育児・介助指導、補助具の検討など患者さんの年齢に合わせて治療をすすめていくことを説明しました。 |
診察室では、柴田センター長が当センターの設立の経緯などの説明をしました。当センターは運動障がいの患者さんがお越しになるので、動作確認(歩行や床上動作・ADL動作など)を行うことや介助者や保護者の方が一緒に診察室に入っていただけるよう、通常より広めの診察室となっています。参加者からは、質問が多数寄せられ、関心の高さがうかがえました。 |
その他、スタッフルームでは当法人の説明を行い、参加者は興味深く耳を傾けていました。
兵庫県立障害児者リハビリテーションセンターの詳細はこちらをご覧ください。
NHK総合テレビのニュースで兵庫県立障害児者リハビリテーションセンターが紹介されました
2月1日(土)、NHK総合テレビのニュースで兵庫県立障害児者リハビリテーションセンターが紹介され、柴田センター長がインタビューを受けました。番組では、開所記念式典の様子や施設の概要が紹介され、柴田センター長は「脳性まひの患者さんはリハビリを受けたくても通院が難しいケースもあり、地域と連携してサービスを提供できるよう取り組んでいきたい」と地域住民への支援に対する熱い思いを述べました。
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