学校、社会参加に向けて

保育・教育現場と連携します

学校はお子さんが日中多くの時間を過ごし、将来に向けた成長を支える大切な現場です。教育を担当する先生方に障がいを正確に理解していただき、学校生活の中で必要な援助を提供してもらうことは、お子さんにとってとても重要なことです。

たとえば杖や歩行器を使って十分に歩けるお子さんでも、学校で理解が得られず車いす生活になってしまうと、筋力が落ちたり脚が固くなったりして、歩けなくなってしまいます。

私たちは積極的に学校の先生方と連携をとり、リハビリテーションの方法や必要な機器の設定をお伝えしています。また、入院された時には知能やコミュニケーションの問題を詳しく評価し、効率的な学習の方法について意見を提出します。

 

社会生活に向けて

高校卒業後は、お仕事をする方、大学に進む方、介護施設に通う方と様々な進路があります。それぞれに適切なアドバイスと、身体のメインテナンスが必要です。

お仕事に就くと、同じ姿勢で長時間働いたり、精神的なストレスが溜まったりして、身体が固くなりやすいです。腰痛や肩こりが多くの方に見られます。

リハビリテーションに加えて、椅子や机を身体に合わせたり、身体のほぐし方をしっかり学ぶことで、辛さを和らげることができます。

介護施設では、身体を動かすスペースが少なかったり、同じ姿勢で過ごす時間が増えたりして、やはり身体の固さが進むことが多いです。特に運動障害が重い方では定期的にしっかりとリハビリテーションをうけて身体の変形や合併症を予防することが大切です。

 

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  1. ボバース記念病院
  2. 小児期発症の疾患に対する治療とリハビリテーション(脳性まひセンター)[2018年10月から]
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