お食事について
入院中のお食事のご案内
調理の工夫
当院のお食事は、衛生面に於いて安全性の高い「ニュークックチル」というシステムを採用しています。「ニュークックチル」とは、あらかじめ調理したものを急速冷却後5度以下で保存し、食事提供前に再加熱するという調理システムです。
病院食には薄味のイメージがありますが、再加熱でしっかりと味がつくため、少しの調味料でも濃い味になり、美味しく召し上がっていただけるよう工夫をしています。
食事内容
一般食と治療食があり、症状により医師の指示のもと、病気に適したお食事を提供しています。主食は、米飯、軟飯、粥、パン食からお選びいただけます。また、副食は、咀嚼、嚥下状態に合わせて、普通(そのままの形)~嚥下までの13段階の形態をご用意しています。 入院時や状態に合わせて管理栄養士がベットサイドに伺い、食事量や調理形態(キザミ、ミキサー食)などを調整します。 |
食事時間
朝 7:30~
昼 12:30~
夕 18:00~
(病棟により15分程度前後の差があります)
行事食
普段のお食事に加え、季節の食材を使った献立をお出ししています。
誕生日のお祝い
誕生日には誕生日カードをのせてお食事を配膳しています。
選択メニュー
回復期リハビリテーション病棟入院中で一般食をお召し上がりの方を対象に、週3回(火・木・金)実施しています。費用の特別な負担はありません。
栄養指導
主治医の指示により、食事療法が必要とされる方に対して管理栄養士による「食事栄養指導」を入院・外来にて実施しています。
時間
平日 9:30~17:00
土曜日 9:30~12:00
チームでの取り組み
栄養サポートチーム(NST)
栄養サポートチームとは、栄養状態の改善が必要なご入院中の方に対して、医師、歯科医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、医療相談員、歯科衛生士など専門のスタッフが、最適な栄養療法を検討、提供していくチームです。週に1回カンファレンスを開催し、栄養改善に向けて取り組んでいます。
在宅復帰に向けて
医師、看護師、医療相談員、言語聴覚士、管理栄養士等が連携し、嚥下状態に合わせた食事の作り方、栄養改善に向けた栄養補助食品の提案、栄養剤の選択、配食等について、在宅生活に必要なお食事についてサポートしています。
その他
病院の食事に対するお問い合わせは、看護師に申し出ていただければ管理栄養士がお答えします。