ごあいさつ
地域の特性を踏まえた質の高い医療をご提供できるよう努力いたします。
このたび、2025年1月1日付で社会医療法人大道会 森之宮病院の院長に就任いたしました宮井一郎です。 2006年の森之宮病院の開院にあたっては、準備段階から、病院の構造設計や電子カルテを中心とした情報システムの構築、そして理想とする病院像の策定とその実現に向けた体制作りに、多くの職員と共に取り組んで参りました。 大道会は、大阪市東部の城東区や東成区を中心に、70年にわたって地域医療、障害者・障害児のリハビリテーション医療、さらに介護保険や障がい者福祉制度を活用した在宅支援を展開してきました。その中核を担うのが森之宮病院です。 地域の特性として、すでに人口減少が進み、高齢化率も高まっていることを踏まえ、当院では全病棟にリハビリテーション室を配置し、患者の身近な場所に全スタッフが集まる環境を整えています。これにより、疾患治療と生活機能の向上を両立させ、患者の在宅復帰と生活の維持を支援いたします。 また、スマートエイジングシティプロジェクトなどを通じて、医療・介護の枠を超えた高齢者にやさしい街づくりにも、行政機関や公的機関との連携を通じて貢献していく所存です。 開院から20年目を迎えた今、さらなる医療の質の向上のため、教育研修制度の充実や情報公開の推進、日本医療機能評価機構による第三者評価、地域住民の皆様との定期的な意見交換などを通じて、多角的な視点から病院機能を継続的に見直していきたいと考えています。そして、さらに地域の皆様から信頼され、選ばれる病院となるよう努めてまいります。今後ともご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 |
森之宮病院 院長 宮井 一郎 (社会医療法人大道会 副理事長) |
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宮井 一郎 プロフィール
1984年3月 |
大阪大学医学部卒業 |
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1984年7月 |
大阪大学医学部附属病院第2内科 |
1985年7月 |
財団法人住友病院神経内科 |
1987年7月 |
大阪大学医学部附属病院第2内科 |
1988年2月 |
大阪大学医学部附属病院理学療法部医員兼任 |
1989年11月 |
大阪大学医学部附属病院神経内科医員兼任 |
1990年5月 |
国立療養所刀根山病院神経内科 |
1994年7月 |
Cornell大学Burke Rehabilitation Hospital |
1996年7月 |
国立療養所刀根山病院神経内科 |
2000年7月 |
特定医療法人大道会ボバース記念病院神経リハビリテーション研究部 |
2002年4月 |
特定医療法人大道会ボバース記念病院副院長 |
2002年7月 |
特定医療法人大道会理事、ボバース記念病院院長 |
2006年4月 |
特定医療法人大道会理事、森之宮病院院長代理 |
2010年1月 |
社会医療法人大道会理事、森之宮病院院長代理 |
2010年10月 |
社会医療法人大道会副理事長、森之宮病院院長代理 |
2025年1月 |
社会医療法人大道会副理事長、森之宮病院院長 |
- 医学博士
- 一般社団法人回復期リハビリテーション病棟協会副会長
- 日本リハビリテーション医学会代議員、指導医
- 日本専門医機構 リハビリテーション科専門医
- 日本脳卒中学会評議員、専門医、指導医
- 一般社団法人光脳機能イメージング学会 理事
- 日本神経学会代議員、専門医、指導医、 運動失調症診療ガイドライン作成委員、
リハビリテーションセクションコア・メンバー - 日本ニューロリハビリテーション学会 理事
- 日本小脳学会理事
- リハビリテーション医療デジタルトランスフォーメーション学会 理事
- 一般社団法人日本リハビリテーション病院・施設協会理事
- Neurorehabilitation and Neural Repair, Associate editor
- Neurology and Clinical Neuroscience, editor
- 1997年~厚生労働科学研究 主任・分担研究者
- 日本医療機能評価機構 評価項目改定部会委員、評価事業運営委員、評価部会委員
- 医薬品医療機器総合機構 専門委員
- 身体障害者福祉法指定医
- 大阪大学医学部臨床教授
- 神戸国際大学リハビリテーション学部 客員教授