乳腺センター(乳腺・内分泌外科、形成外科)
乳腺外科医と形成外科医が密接に連携し、根治性と整容性を両立させた乳がん治療を行っているのが特徴です。
当センターは、最新の診断機器を用いた的確な診断と、それぞれの病態に応じたベストな治療を行う乳がん総合診療施設です。検診、手術、薬物療法(術後及び再発)という一貫した治療を行っています。特に手術治療においては、乳腺外科医と形成外科医の密接な連携による整容性を重視した根治術を目指している、全国でも数少ない施設です。また、乳がんの診断・治療のみならず、乳がん術後の変形の治療も行っており、乳房全般を専門的に扱うセンターです。
外来医師担当表 [予約制]
乳腺・内分泌外科
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受付 |
菊守 |
丹治 |
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前川 |
丹治 |
阿部 |
受付 |
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米田 |
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大道(道) |
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丹治 |
乳房再建外来
診療時間 |
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受付 |
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藤原(貴) |
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藤原(貴) |
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受付 |
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藤原(貴) |
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休診情報
大道医師 12月20日(金)午後 外来休診
12月27日(金)午後 外来臨時オープン
阿部医師 2025年1月4日(土)午前 外来休診
※急な休診等もございますので、ご了承ください。
特色
乳腺・内分泌外科
当院では的確な診断治療を行うために、超音波検査やマンモグラフィなどの基本的検査をはじめ、MRマンモグラフィや、触診や超音波検査では異常が見つけられない微小石灰化に対して組織診断を行うためのステレオ・マンモトーム装置など最新の診断機器を用いて日本乳癌学会乳腺専門医が診断します。
治療ではそれぞれの病態(身体の状況、進行度、がん細胞の性質)に応じて、治療効果がベストとなるようにガイドラインに基づき、手術の方法や薬による治療などを組み合わせて施行します。より高度の診療が必要な場合は、大阪大学などの高次医療機関を紹介します。
最近、食事の欧米化や少子化など生活環境の変化などが原因で乳がんになる方が増加しています。乳腺に不安を抱いている方や、自己触診でしこりが触れるなど異常を感じた方、乳がん検診などで異常を指摘された方はお気軽に受診してください。
形成外科
乳がんの手術治療では、乳房再建術(乳がん手術で失われた乳房を形作る手術)を担当します。再建手術によって、乳房を失うことによる患者さんの精神的苦痛を少しでも和らげることができるよう努めています。手術は、日本のこの分野で豊富な実績を誇る大阪大学医学部形成外科と連携し行っています。再建手術には、乳がん手術と同時に行う場合(一次再建)と、乳がん手術が終わってから別に行う場合(二次再建)があります。また再建の方法には、自分の体の一部(自家組織)を用いる方法、人工乳腺(インプラント)を用いる方法、脂肪を吸引して注入する方法があります。また、再建術後のわずかな変形や、他院での温存手術後の変形に対しても修正手術を行っています。
再建手術についてもっと詳しく知りたい、あるいは一度話だけでも聞いてみたい、などご興味のある方はお気軽に受診してください。
スタッフ構成
日本外科学会指導医 2名 認定施設日本外科学会認定施設 |
化学療法室について
手術と並んで乳がんの治療法として欠かせないのが化学療法です。乳腺センター外来に隣接して化学療法室があります。化学療法において、わずかなミスも生命の危険につながるだけに、安全対策には力をいれています。治療計画書通りに処方されているか、医師や看護師、調剤する薬剤師が何重にもチェックする体制を確立しています。緊張感を伴う治療だけに、リラックスできる快適な環境づくりにも力を入れました。建物の吹き抜けや窓から外光が差し込む開放的なスペースになっています。
明るく開放的な化学療法室です。液晶テレビを備えたリクライニングチェア7台とベッド1台を設置しています。 |
化学療法室は当センター外来に隣接しています。 |
抗がん剤の調整は薬剤科のスタッフが行います。防護服を着用し専用のキャビネットで調整を行っています。 |
スタッフ紹介(乳腺・内分泌外科、形成外科)
スタッフと協力して、がん患者の治療にきめ細かく対応していきます。
乳腺・内分泌外科部長 丹治 芳郎 (たんじ よしお) |
これまで一貫して乳がん、甲状腺がんを中心に、がんの診断・治療に携わってきました。市町村やドックなどの検診業務などで、がんの早期発見のお手伝いもしています。お一人お一人の病状や体調に応じて手術術式や薬剤治療などきめ細かく治療方針を決定し、さらにご家族にも協力いただき、力のおよぶ限り精神的なサポートも行ってまいりました。森之宮病院では、さらにきめ細かい診療をスタッフと協力して行っていきたいと思っております。 プロフィール1984年信州大学医学部卒業、大阪大学大学院医学系研究科修了。
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患者さんそれぞれの病状とニーズに合わせたベストな乳房再建をおすすめしています。
形成外科 藤原 貴史(ふじわら たかし)
乳がん術後の乳房再建には様々な方法があり、また個々の病状や治療方法によって最適な再建方法は異なります。「説明を読んでもよくわからない」「イメージがわかない」「どの方法がよいか自分で判断できない」などと思われている患者さんも多数おられることと思います。できるだけわかりやすく説明することにつとめ、ご希望もお聞きしたうえで患者さんそれぞれに応じた最適な再建方法をご提示できるよう心がけています。
プロフィール
2013年9月から森之宮病院乳腺センター形成外科勤務。
- 日本形成外科学会認定 形成外科専門医・指導医
- 日本創傷外科学会専門医・指導医
- 日本形成外科学会 再建・マイクロサージャリー分野指導医
- 日本乳癌学会乳腺認定医
- 医学博