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メディカルホームまどか鶴見徳庵にて「介護予防」に関する講演を実施しました

2016.04.13

 3月24日、ベネッセが全国展開する有料老人ホーム「メディカルホームまどか鶴見徳庵」で、在宅事業部の安井統括管理者が介護予防についての講演を行いました。この講演は介護予防をテーマに①介護予防全般についての概論、②運動機能向上による介護予防、③認知症予防、の3回シリーズで企画されています。第1,2回目を安井統括管理者が、3回目をグリーンライフ瀧口科長が担当する予定です。

 

 第1回目の今回は概論として要介護の原因についてお話をしました。多くの方が「介護予防」=「運動機能のアップ」と考えていますが、実は要介護の原因は主に4つあり、①運動機能の低下、②認知症、③低栄養、④口腔機能の低下がこれらです。講演の中では、運動機能の低下以外にも、認知症予防に効果のある二重課題(二つの課題を同時に行うこと(例)歩きながら会話をする)や社会参加の維持についても説明をしました。低栄養については一人で食事をする「孤食」が一因となることも説明し、さらに、他の原因としてむし歯や義歯の適合性、味覚障害を代表とした口腔機能の低下も原因となることを説明しました。

 聴講されていた皆さんにとっても、運動機能の低下以外に要介護の原因があると言う事実は関心深かったようです。当日の参加者は入所者とそのご家族、近隣住民の方々合わせて約20名程度でしたが、中には車椅子の方もおられ約1時間15分の講演を熱心に聞いておられました。

 

(在宅事業部 統括管理者 安井)

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