お知らせ
第299回健康教室開催報告を掲載しました(『地域に向けた介護予防 ~体力テストで自分に合った運動を知ろう~』、『ご存じですか?認知症対応型デイサービス』)
2015.11.30
平成27年11月26日(木)、大道クリニック2階会議室において、第299回健康教室を開催致しました。
今回は今年の5月に実施した体力測定の第2弾となりました。この体力測定は全4回で、2年に渡り統計を取る予定です。
①血圧・握力測定 ②開眼片足立位保持時間測定 ③30秒立ち上がりテストを実施し、それぞれの体力に合った体操を行いました。
グループ ・・・ 立ち上がりテスト:20回以上・開眼片足立位保持時間21秒以上⇒今よりよりよい動きやすい体へ(イスに座って足上げ腹筋・スクワット・かかと上げ・片脚立ち)
グループ ・・・ 立ち上がりテスト:20回以下・開眼片足立位保持時間21秒以上⇒足の筋力アップ(つま先上げ・イスに座って足上げ腹筋・かかと上げ)
グループ ・・・ 立ち上がりテスト:20回以上・開眼片足立位保持時間20秒以下⇒バランスの改善(つま先上げ・体ひねり・片脚立ち・その場足ふみ)
グループ ・・・ 立ち上がりテスト:20回以下・開眼片足立位保持時間20秒以下⇒足の筋力アップ+バランス改善(つま先上げ・体ひねり・イスに座って足上げ腹筋・膝のばし)
認知症とは、様々な原因により脳の働きが悪くなり、生活するうえで支障が出ている状態のことをいいます。85歳以上の4人に1人は認知症とも言われていて、アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症・レビー小体型認知症・前頭側頭型認知症があります。中核症状として、①記憶障害(必要な情報を覚えておく事が難しい)、②見当識障害(今がいつなのか、ここがどこなのか理解できない)、③理解・判断力の低下(考える事、一度にふたつの事を行うのが難しい)、④実行機能障害(計画を立てて段取りする事が難しい)があります。 |
また、中核症状がもとになり、性格や素質、周囲の環境や人間関係、介護の受け方などが影響して日常生活の中の行動や態度に現れる様々な行動・心理症状と呼ばれる症状も伴う可能性もあります。例としては、不安(落ち着かない、イライラ)、抑うつ(やる気が出ない)、徘徊(外を歩き回る)、妄想(物を取られたと言う)、昼夜逆転、異食などがあります。
もし、家族が認知症かもと思ったら、まずはかかりつけ医に相談してください。簡易テストや脳の画像などで判断されます。本人もおかしいなと感じているかもしれないので、自尊心を傷つけないように受診することが大事です。早期発見にメリットがあるため、できるだけ早めに相談しましょう。
特別養護老人ホーム サンローズオオサカ 認知症対応型デイサービスあかねは、一般的なデイサービスと違い、利用料金は一般のデイサービスよりもやや高め設定になっていますが、その分、利用定員も12名のみで、スタッフの配置も手厚く設定されています。あかねの環境は自宅にいるような環境作りがされています。引き戸の玄関を開けると下駄ばきがあり、キッチンは対面式で食器を洗う音や料理の美味しそうな匂いも漂います。
イベント | |
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8:30 | お迎えスタート |
10:00 | 入浴(個浴)・昼食の買い物 |
11:00 | 昼食作り |
12:30 | 昼食 |
13:00 | 片付け・コーヒータイム |
14:00 | レクリエーション(散歩・ドライブ・買物・園芸・手芸・カラオケなど) |
15:30 | おやつ |
16:00 | 体操・かるたなど |
16:30 | お送りスタート |
【次回予定】
平成27年12月17日(木) 13:30 ~ (※受付開始12:30~)
『第300回健康教室記念講演会』を森之宮病院2階ウッディホールにて開催予定です。
演題:『地域で支えよう認知症』~認知症サポーター養成講座~
講師:介護老人保健施設グリーンライフ 療養サービス部 科長 瀧口 晃史
開催案内や参加申込方法の詳細は、こちらをご覧ください。