7月21日（火）　サンローズオオサカ1階デイルームにて、「大阪市認知症介護実践者研修」の報告会を行いました。入所サービス課から1名、在宅サービス課のデイサービスから3名の発表者がおり、それぞれの工夫や想いが伝わる報告会となりました。　

  在宅サービス課からは、デイサービスで過ごされる時間だけでなく、ご家族にもご協力いただきながら、ご利用者にとって居心地の良い日常を作っていくことや、サービスに繋げるための関係性作りなどに取り組んできた発表でした。

  入所サービス課からは、認知症の進行とともに周囲との関係性や交流がうすれてしまっているご利用者に、ご自身の想いを引き出しながら、大切にしてきたことを生活の中で感じていただくことに取り組んだ発表でした。 研修で学んだこと、そこから見えたご利用者の生活について、実習中にチームで考え、できる限りの支援をされています。すべてがうまくいくことばかりではありませんが、ご利用者の支援に終わりはなく、継続してチームケアを行ってくれています。

  今回は新型コロナの影響により、リーダー研修が途中で止まっているため報告発表はできませんでしたが、ケアの質向上のために後輩指導を頑張ってくれています。 スタッフが皆、同じ方向を目指せていることを実感した報告会でした。

  感染症対策のため、報告会には少人数参加を行い、当日の様子は動画撮影し、参加できなかった職員には後日各部署で研修をする予定です。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　           　　　　　　　（介護サービス課　主任　更井）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※始める前には検温を行っています。