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スマイルナース通信

『脳卒中教室』について

2016年11月11日

 森之宮病院の回復期リハビリテーション病棟には、脳卒中による運動麻痺や高次脳機能障害などの後遺症に対して、ADL・QOLの改善や在宅・社会復帰を目指して入院されている方が多くいらっしゃいます。そのような患者さんやご家族を対象として、医師、療法士、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカー、そして看護師が集まって、脳卒中教室を始めました。脳卒中は10年の間に2人に1人が再発、そして再発の度にひとりで身の回りの事ができなくなっていく疾患です。「脳卒中教室」は、再発予防、退院後に楽しく生活していくことを目的としています。

(森之宮病院 看護部 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 中島)

 

 

 

 

 

 毎月2回開催している脳卒中教室には、毎回10~15人の患者さん・ご家族に参加いただき、一緒に学べる機会となっています。参加者からは、「わかりやすかった」「今後の生活に役立つ」などの声があります。疑問や不安を一緒に解決し、退院後に楽しい生活を送ることができるよう、お手伝いしたいと考えています。今後も多くの方に参加していただき、学びを共有していきたいと思います。

(森之宮病院 看護部 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 坂本)

 

 

 自宅でも安全に生活をしてもらうために、今回は「転ばないための工夫~家での工夫~」というテーマで歩き方、靴の選び方、玄関や居間・寝室・浴室・段差・階段における工夫についてお話しました。「滑りやすいと言われる靴下をはいてもよいのか?」などの質問もあり、熱心に耳を傾けてくださいました。今後も患者さんやご家族に興味をもって参加していただける「脳卒中教室」をつくっていきたいと思います。

(森之宮病院 看護部 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 安福)

 

 

 

 

 

 

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