平成28年度 第1回目介護職研修を開催しました
2016年7月29日
6月3日と21日に、森之宮病院で第1回目介護職研修を開催しました。この研修は介護職を対象に、年に3回、6月・10月・2月に全員参加型の必須研修として開催しています。今回は医療安全をテーマに、講師は看護部のリスク委員会が担当しました。 研修内容は転倒事故発生時後の要因分析で、環境・スタッフ・患者それぞれの問題点や改善策などについて、グループディスカッションしてもらいました。
現場では、病棟カンファレンスに参加して、自分の意見を上手く伝える自信がない介護職が多くいますが、今回の研修を糧に、積極的に患者カンファレンスに参加し、より安全な療養環境が提供できるよう業務に励んでほしいです。
(森之宮病院 介護福祉士会・助手会担当 柴田)
医療安全研修を受けて
当院で起きたインシデント事例をもとにグループに分かれ、実際のインシデントレポートから患者要因、環境要因、スタッフ要因を事故原因と背景要因に分けて、グループ内で話し合い、まとめたものを発表しました。他のグループからの考えも聞けてとても勉強になりました。 今まではインシデントレポートを読むだけだったので、自分で考えることの難しさや、一人よりも他者の意見を聞くことで違う方向から見えてくることがあること、みんなで考えることが同じ事故を起こさない為に大切だということを学びました。 今まで以上に、患者さんが安全に入院生活を送れる環境を提供できるようスタッフ全員で協力して考えていきたいと思いました。
(森之宮病院 7階西病棟 介護福祉士 山田)
今回の医療安全研修では、当院で実際に起きたインシデント事例を通して、事例に対する対策についてグループワークを行いました。グループワークでは、他者の意見を聞くことで自分では気付かなかった点に気づくことが多くあり大変勉強になりました。研修を通して、普段から看護師と看護助手間での情報の伝達・報告・チームワークが大事だと改めて感じました。また、転倒防止のためにコールマットや転倒虫や抑制ベルト等の物に頼るだけでなく、患者の気持ちを考えて、抑制によるストレスを緩和していくことも大事であることを学びました。介護職として、会話・コミュニケーションを多く取ることを心掛け、患者がより安らげる気持になるよう内面から対策できるように取り組んでいきたいです。
(森之宮病院 6階東病棟 看護助手 吉岡)
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